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執筆者の写真SEISADOHTO BASKETBALL

インカレ2024男子編

インカレ記録


🔸昭和の波

1987年1回戦 ●67ー121 京産大

1986年1回戦 ●55ー92 青学大

1985年1回戦 ●57ー100 九産大

1984年1回戦 ●56ー111 日体大

1983年1回戦 ●47ー121 日本大


🔸平成の波

1997年1回戦 ●79ー140 仙台大

1995年1回戦 ●65ー87 鹿屋体育大

1994年1回戦 ●72ー120 九産大

1993年1回戦 ●62ー111 専修大

1992年1回戦 ●63ー107 中央大


🔸未曾有の災害

東日本復興インカレに15年ぶりのインカレ出場

2012年1回戦 ●66道都大学-北陸大学88



🔸令和の波 2020年

  • 試合結果: 関東1位 東海大学101 ー66 星槎道都大学

  • 構成:オール2年生+1年生の下級生主体で18年ぶりのインカレ出場

評価: 若いチームながら、全国強豪相手に挑戦できる基盤を持っていた。


2021年

  • 試合結果: 関東2部1位 明治大学 86 - 55 星槎道都大学

    • 前年度の主力も含み8名の部員が退部

    • 主力選手も含め大量退部により、大きな戦力ダウン。 再構築が必要性が問われる


2022年

  • 試合結果:

    • 九州3位 東海大学 九州 96 - 66 星槎道都大学

    • 関西5位 天理大学 83 - 58 星槎道都大学

  • 得点70点以上、失点80点以下という目標に届かず、北の怪物くんのインカレ勝利という悲願は叶わなかった

  • ながらく現役支援貢献に尽力されたOB会事務局長の退任、女子マネージャー休部、外部協力者の離脱が目立つ


2023年

  • 試合結果:

    • 関西5位 大阪体育大学 85 - 58 星槎道都大学

    • 九州1位 日本経済大学 106 - 65 星槎道都大学

  • スタッフ体制の一層

    • 本体学生を献身的に支えるはずのOB会組織活動が停滞、チームの意思疎通、学生コーチ、女子学生マネージャーの退部

    • 運営及び指導スタッフ体制の大幅な見直しが行われる


2024年

  • 試合結果:

    • 関西3位 天理大学 70 - 55 星槎道都大学

    • 九州2位 九州東海大学 77 - 74 星槎道都大学




『インカレ会場で見届けた一OB柴田としての所感

昨年まで北海道現地での選手やスタッフとの十分なコミュニケーションが叶わなかった私がアシスタントコーチを離れたことが、図らずも吉と出た形となりました。今季のチームの仕上がりは見事の一言に尽きます。試合中の選手たちの表情、そしてコーチが作戦板を使用した視覚と論理的言語という聴覚からコーチと選手間の一体感が感じられたことが勝敗を超えた深い信頼関係として垣間見えました。



 バスケットボールの技術指導とクラブマネジメントや運営に卓越した深い見識を持つ津梅監督の意図を巧みに汲み取り、チームに新風を巻き起こした平野リオン学生コーチ(経営学部4年 市立盛岡出身)の1年間の献身的な取り組みは、部外者となった私の目にも明らかでした。私はアシスタントコーチ時代に試合に負けると直ぐに選手のせいにしてしまう愚かで未熟な指導者の傾向があるなか①本学バスケットボール選手としての心得、②バスケットボール選手としての自己と人間としての在り方、と「うちはこのようなチームです。」と双方の齟齬を極力減らしらたい目的から公式サイトで発表していましたが、それを見事に4年生が体現し、その姿勢は3年生たちにも脈々と受け継がれました。この学年を転換点として、これまで課題となっていた卒業時には入学時の半分以下という途中退部者が減少し、3年生以下の間に新たな部の文化が芽生え始めた意義深い4年間だったに違いありません。


 北海道新聞社が伝えたように「津梅監督も全幅の信頼を寄せる」平野学生コーチが誕生した背景には、津梅監督の学生への思いやりと愛情からくる「自己犠牲の精神」と「人間性を育む」という豊かなコニュニケーションと教育的価値を追求し、地域社会に貢献するビジネスパーソンとして羽ばたくとともに、後輩を思いやるOBとして現役選手を支える伝統を紡いでいく、、、そんな決意と覚悟を、彼ら(4年生)は最後のプレーに込めてくれました。

4年生の皆へ。 数々の試練を乗り越え、最後まで共に歩んでくれたことを心から誇りに思います。 皆との出会いに深く感謝します。

昭和・平成・令和と続くインカレ初勝利への思いは後輩へ託される

Bチームから4年間かけてAチーム入りが定着、そしてスタメン定着と下積み生活を誇りに大事している77番村越仁哉さん、秋田県大会2回戦敗退でも個人的能力に光るプレーがあり、スカウトの熱い熱いラブコールに当時北海道2部リーグから1部リーグに昇格したばかりの大学に関心を寄せてくれた10番田口大智さん、63番鈴木武蔵さんは1年生よりエントリー入り果たしチーム貢献

秋田県南部の自然豊かなところにバスケットボールが大好きで能力と伸び代がある選手がいるとの情報が入る。スカウトが県南地方大会から目をダンボにして張り付き熱烈ラブコールを送る。数ある進路選択から星槎道都大への進学を決めてくれましたが1年生から不動のポイントガードを務めたタカシュウこと6番 髙橋秀宇さんも大学ライスイヤーで幕を閉じる。

この世代、北海道代表としてウインターカップにチームの大エースとして出場するも、大学に入学後は様々なことで葛藤の毎日(いわゆるドン底状態)でしたが、僅かなプレイタイムのなか新人インカレの舞台で勝ち千金のとなるシュートを決め道都大学史上初の全国大会初勝利の立役者となる。4年生ではキャプテンとしてリーダーシップを発揮し、この4年間で弱い立場の人、そもそも人の痛みが感じることができることを長い下積み生活の経験からキャプテンやスタメンの座に就任した13番 羽野唯人さんなら、ミニバス〜高校まで各チームの大エースで来た選手に「人生楽ありゃ、苦もあるさぁ。過去と他人は変えることはできないが、自分と自分の未来は変えられる」と誇りを持って伝えられるでしょう。


次回はインカレ2024女子編です

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