2月24-25日の2日間、岩手県北上市と秋田県三種町において星槎道都大学女子バスケットボール主催でワークアウトin東北が開催されました。学生のシーズンオフ期間を利用し、東北出身選手と4月から本学へ入学するルーキーが合同トレーニングをすることと、岩手県、秋田県の地域で活動している小学生・中学生へのクリニックを実施しました。
地域クリニック活動は、未来を担う子どもたちへの深い愛と支援を示す、価値ある社会貢献活動の一形態です。この活動は、参加する子どもたちに忘れがたい記憶を刻み、バスケットボール関係者だけでなく、子どもたちやその保護者にも、星槎道都大学女子バスケットボール部の活動と存在を知っていただく機会となっております。このような草の根の活動の積み重ねは、慢性的な若手指導者不足に悩む地域社会への貴重な貢献となっています。
さらに、このクリニックは、高校生・中学生・小学生など、異なる年齢層の選手が試合で競うだけではなく、主催する大学生選手が自らの人間力を高め、地域社会に貢献するためのプラットフォームとして機能させることが背景にあります。大学生選手たちは、企画・指導・審判・交流といった活動を通じて、自身の社会参加の機会を広げ、その過程で人間としての深みを増しています。
この取り組みは、スポーツを通じて教育の場を提供し、若い世代に対して責任感、協調性、リーダーシップといった重要な価値を教え込む貴重な機会となり、地域社会におけるこのような活動は、参加する全員にとって学びと成長の機会を提供し、強い絆を築くことができます。
高校の先生、保護者、星槎道都大学バスケットボールOBの皆様におかれましては、これらの活動が学生たちにとってどれほど有意義であり、彼らがどのようにして地域社会とのつながりを深め、人間として成長していくのかをご理解いただければ幸いです。星槎道都大学女子バスケットボールチームの取り組みは、自分達だけの枠を超えて、社会全体に対する貢献として意識し、未来を担う若者たちが自らの力で社会に積極的に参加し、そのプロセスで学び成長していくことを目的としています。 この2日間で出会えた大勢の関係者の方へ感謝申し上げます。
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