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春季選手権大会のご報告

第74回北海道大学バスケットボール春季選手権大会が、北ガスアリーナで開催されました。男子決勝では星槎道都大学BRAVE FOXESが東海大学札幌を68-79で下し、3年ぶりに栄光の頂点に立ちました。女子決勝では星槎道都大学BRAVE ELFINSが北翔大学を80-64で破り、2年連続で優勝のタイトルを守りました。


この勝利で、星槎道都大学の男女バスケットボールチームが共に優勝するのは初めてのこととなりました。両チームの指導者方針は異なるものの、今回の優勝にも勝る大きな価値としたのは、"辞める人が少ないクラブ"という文化の確立のスタートに立てたことです。


以前は入部した部員の多くが途中で辞めるという問題がありましたが、これが組織として大きな欠陥であることが明らかでした。リクルート担当者、監督、コーチ、学生が情報交換し、部員が何故辞めて行くのか?という問題から逃げないで、早期発見、早期解決に努め原因を徹底的に分析。その結果、多くの問題点が改善され男女共に今年の4年生から部を辞める人の離脱率1.33に減少しました。


この改革を主導したのは、特に4年生選手たちの意思の表れであり、彼ら彼女らの努力には最大の敬意を表します。大学バスケットボールは、4年生が中心となるスポーツです。高校へ訪問し、本学へ来て欲しいとリクルートした指導者のあの時の気持ちと、彼らが高校時代に感じた熱意を持ち続け、入学後もその情熱を4年間失わず、双方ともブレないことが大切であり、彼ら彼女らが社会に向けての「人生のトリプルスレット」を実現する鍵となります。

男子47名 女子35名 総勢82名の部員による集合写真




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